北朝鮮はなぜ潰れないのか (ベスト新書 157)


北朝鮮はなぜ潰れないのか (ベスト新書 157)
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核武装した島根県。太陽政策と中国と出世主義者に救われる。影武者。

北朝鮮の国家予算は島根県よりも小さいが大部分が軍事に当てられている。世界最貧国の一つ。実際以上に大きく見せようとする輩がいる。朝鮮総連。北の手先的な学者、政治家、ジャーナリスト。後者は内情をよく知らない。また事実を書くと組織的脅迫や中傷をうけた。
半島国家の目標は生き残ること。その手段は周りの大国を対立させ援助させたりすること。
崩壊の危機は四度。92年のクーデター未遂時。94年から97年、正日が鬱病になり、大水害と食糧難で大量の餓死者が出た。金大中の太陽政策で救われる。02年ブッシュに空爆されそうになる。ノムヒョンの狂額援助で救われる。05年以降の米国の金融制裁。07年ヒルの出世主義に救われる。口座凍結が解除。だが愛国法による金融制裁は続いている。03年空白の41日間に実は暗殺され後は全部影武者だという黒澤映画みたいな説もある。確かに近年の正日は妙に人相が良くなったと私も思う。後継者;金正男による大粛清が90年代末にあった。彼は背中にデカい刺青を浅草で入れた。ヤクザと覚醒剤取引で縁が深い。成田で逮捕。後継失格。弟はドイツでロック公演に出掛けて失格。しかしクラプトンが平壌公演するらしい。どうなっているんだろう。02年7月1日社会主義を捨てた。数万の平壌成金。中国経済と一体化が進行。;拉致者の多くは生きている。自民党の北朝鮮族の利権狙いが歪め問題解決を困難にしてきた。金丸や竹下。小泉は支持率回復の為首脳会談。;石油不足で暴発など不可能とする。重村の「暴発」概念も曖昧。ミサイルを撃ち込んだりゲリラ攻撃したりする可能性はあると見ているらしい。この作者どうも自信過剰の気がある。とにかく制裁は有効らしい。
北朝鮮ものとしてはよい内容

北朝鮮関係の本は特定のイデオロギーをベースにしている本が多いが、そういう点でこの本の内容はリアリティを感じます。ただ、トピックの特殊性もあり、データ・情報を積み上げて説明するという学者の手法はなく、一つの事実をもとに100%そうであるといった一般化も多い。本の構成上の問題か重複内容が多く、多分まとめれば100ページぐらいにまとめられる本ではないかと思います。(それだけ情報・データが少ないということか)
情報不足、弁明に聞こえる

著者は昨年の北朝鮮水害後、「大量餓死者が出る」「冬を越せない」とテレビでコメントしていたが、結果的に外れた。それに対する回答が本書だが、説得力に欠けるのは否めない。
最大の理由として「中国人と韓国人が北朝鮮を潰したくないから」というが、以前からわかっていたことだ。目新しいの点は「韓国は抑圧されている同胞を見捨てて、独裁者と特権階層を助ける決断をした」と民族性などに踏み込んだことだが、韓国に責任を押し付けているようで後味が悪い。
北朝鮮は99年以来微成長しているとの統計もある。もっと内在的な要因、例えば河信基氏らが指摘するような市場経済化、改革・開放など北朝鮮なりの努力があったと考えるべきではないだろうか。

「北朝鮮は暴発しない、戦争出来ない」も無理がある。
北朝鮮の情報を手に入れにくい事情があるにせよ、あまり単純化して断定的に言うのは危険ですらある。

「小泉首相とアジア太平洋局長はなぜ、主権侵害を主張せず、全員の帰国を要求しなかったのか。愛国心がなかったというしかない」と批判しているが、愛国心で説明しようとするのはいかにも唐突で無理がある。
安倍首相の強硬路線支持を鮮明にしたのであろうが、安倍首相が職務放棄し、田中アジア太平洋局長を支持していた福田氏が新首相に就任する流れに変わってしまった。現実は本書よりもずっと先を行っている。
前著との重複多し

前著『朝鮮半島「核」外交―北朝鮮の戦術と経済力』と内容がかなり重複していたのが残念である。

ただ、拉致問題が進展しないのは小泉元首相に責任がある、との本書の指摘は、マスコミが取り上げない問題だけに前著を読んだ人でも読む価値があるだろう。

「北朝鮮は暴発しない、戦争出来ない」と言った著者の論証には、相変わらず説得力がある。そう言えば「北朝鮮に圧力をかけ過ぎると暴発します」などと言う人を最近見かけなくなったのは、重村氏のおかげか?
貴重な北朝鮮情勢分析。 しかし、おかしなところも。

破産国家、北朝鮮がなぜいつまでも潰れず、世界中から誘拐(強制連行)した人質をとって居直り、日本および周辺諸国を強請り続けているのか? 著者が挙げている最大原因「中国人と韓国人が、北朝鮮を潰したくないから」は他の研究者・ジャーナリストも指摘している。確かに主因だろうがそれだけでは、俄に理解できないものがある。本書は、朝鮮人の民族性・歴史を切り口に多角的に原因を分析したところに見所がある。著者の事実関係提示と、深い分析は一読に値する。
「はっきり言うと、韓国は抑圧されている同胞を見捨てて、独裁者と特権階層を助ける決断をしたのだ(p101)」、「小泉首相と当時のアジア太平洋局長(が)・・・なぜ、主権侵害を主張せず、全員の帰国を要求しなかったのか。「愛国心」がなかったというしかない(p121)」との著者主張は鋭く的を射ている。しかし、残念ながら著者の政治的主張・立場および取材者としてのスタンスに、私は肯けないところが幾つかある。その1:効果的具体的な対北朝鮮・韓国・中国政策が提示されていない。その2:「研究者やジャーナリストは、愛情の感じられない国や民族を対象にすべきではない(p188)」は明らかにヘンである。その3:信頼すべき朝鮮半島情勢研究者は、何も著者1人ではない。  紙幅がないので、このへんにしておく。



ベストセラーズ
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朝鮮半島「核」外交―北朝鮮の戦術と経済力 (講談社現代新書)
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