クラブにおける最低限マナー集
簡潔に言えば、この本は「クラブにおけるマナー読本」です。冠婚葬祭や高級レストランでの振る舞い方をレクチャーする書籍は多々ありますが、そのクラブ版といえる内容になっています。「ナイフやフォークは外側のものから使う」といった基本的な作法を知っていたからといって、一流のグルメと見なされないのと同様、本書通りにクラブで振舞っても「一流の遊び人」と見なされることはまずないでしょう。そういう意味で少々おおげさなタイトルと言えます。かと言って、この本を読む意義はないのかと問われれば、答えはノーです。なぜなら、高級レストランにおけるマナー集は数あれど、クラブにおけるマナー集といえばかなり希少な存在だからです。 マナーとはそもそも「周囲に迷惑をかけない範囲におい、その場を楽しむ振舞い方」であり、これを守ることにより、周囲はもちろん自分自身も心地良い時間を過ごすことができるものです。クラブにおいても然りで、本書の提言を頭の片隅に留めておけば、ホステスさんから一目置かれるかどうかは別にせよ、少なくとも白い目で見られることなく、払った金額に見合うだけの価値ある一時を過ごせるようにはなるでしょう。
かなり実践的なことも載っています。
ホステスさん100人のアンケートから、 中谷さんが抜粋して、コメントがついています。 「〜してくれるのがいい。」 「〜はいやだ。」 というホステスさんの言葉から、 クラブへ行く際のマナーや、 女の方との接し方を知ることができます。 実際のアンケートを基にしてあるので、 かなり実践的な内容になっています。
クラブなどによく行く人に
クラブのホステスさんのコメントともに、 中谷さんの洞察と経験が書かれています。 遊びにも人間性が出る、だから、遊びながら学ぼう! という中谷さんらしい前向きなメッセージがあります。 クラブによく行く人は、マナーを知る上でもいいと思いました。 でも、これって、ホステスさんに限らず、 全ての女の人に対して接する時にも、参考になると思います。 つまり、自分の好きな人に対しても、です。 女心の参考になると思います。
モテタイ人は必見?!
クラブ・キャバクラなどで働くオネエ様達からの「こんなお客様が素敵」「こんな人はNG」というご意見に対して、中谷さんがコメントを付けています。ですから、これを読むと、そういったお店でモテるにはどうすればいいか? ということがよくわかります。が、よくよく考えてみると、それは人生を歩んで行くために、そうしたほうがいいということばかりなのです。誰のためにするのでもなく、する事が、自分のためになるということなのかもしれません。
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